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文系の夫

文系は作者の気持ちでも考えとくわ


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冬のバッド・コンタクト

 とにかく冬は嫌いです。寒いし、乾燥しているし、球撞きは難しいし。ということで、特にコンディション適応能力が高い訳ではありませんが、コンディションについて最近の球撞きで気が付いたことを書いていこうと思います。

 さて、タイトルの「バッド・コンタクト」ですが、これは CBNT の 2015 年全日本選手権決勝の解説で福田豊プロがお使いになっていた球のコンディションに関するタームです。解説をよく聞いていれば、ちゃんとした定義が説明されると思いますが、個人的には以下のように認識しています。

バッドコンタクト:手球と的球が接触する際に、小スキッドが発生し、悪い音を出しながら、理論上(のイメージ)の動きと乖離した動きをすること。大にして、的球は厚く遅くなり、手球はその動きに準じる動きをする(が、的球の動きと一致する訳でもない)。上をゆっくりめで撞いた球で発生する確率が高い。

 それなりに知識があるプレイヤーなら「小スキッド」でも十分通じそうですが、とにかく冬はこれが頻発するので厄介です。夏はそんなでもない気がします。個人的には、この現象を引き起こしている戦犯は、乾燥だと思っています。過度に乾燥していると、チョークがサラッサラになり過ぎるので、ボールに残りやすいのではないかと思っています。ラシャも乾燥しているので、ボールからチョークがリムーブされない…どころか新しいゴミが静電気で球に張り付くような気がしています。

 私自身はほとんどハードショットをせず、出来るだけバンキングのスピード以下で取っていくタイプで、かつ、結構上撞点を多用するのでこの現象に頻発されるとシュートが外れますし、ポジション失敗するしで結構キツイです。ビリヤードができません。なので、冬は出来るだけ下の撞点で取るようにスタイルを変えています。下で速度を上げますし、いつもよりも気持ち厚めに出すようにしています(薄くて引けるほどキュー切れないので)。

 全日本選手権で上位に入賞するプレーヤーが「上でトロッと」を選ばないのはこういった理由があるのではないかと思います。

 最近、ポケットを撞くお店でこの傾向がかなり強く出るので、自分もほとんど上を使ってないですね。それに加えて、今までサイクロップを使っていたのですが、今年からサイクロップはどこでも使用されない産業廃棄物ということになり、久し振りにアラミスでやっていて引き球が余裕ありまくりなので「きっつ」と思うような距離でも引けてきます。冬なので。逆に引けすぎて細かい引きがコントロールし辛いぐらいです。

 話は変わりますが、福田プロが同じ試合の解説の中で指摘されていた「スウィング」の重要性も最近意識しています。具体的には「スタンスに入る前に決め切って、PTS*1 で撞く」ことなのですが、自分のキューは無駄にパワフルなのでちょっと叩いただけで球が跳んでしまうんですよね…。なので PTS を意識して出来るだけ球が飛ばないようなスウィングで撞くように心掛けています。冬は多少遠くても引けるので、上記の二つを意識することが少なくとも自分にとっては大切みたいで、プレーアベレージは結構向上しています。

 夏は夏で「引きにくい」のは間違いないのですが、よっぽど重いラシャでない限りは通常プレーではさほど困難を感じないのでやっぱり球のコンディションに気を遣う冬や梅雨時期の方が球撞きは難しいですね。

 一般的なコンディションについては、いつもそんなに苦労していない(そんなに精密なビリヤードはしていない)のもありますが、スリークッションで感じる…というか得点できないほどの差をポケットでは感じていないので、あまり気にしていません。どんなコンディションでも、シュートにはほとんど影響ないですからね。

 シモニスの 76 が耐久性が高いということで、採用しているお店が多いですし、ポケットで気にするとすればクッションが死んでいる箇所の有無ぐらいかな。今のところこんな雑な把握しかしていないので、もっと上手になったときには自分よりも歴の浅い人にも「コンディションっていうのはね…」と小一時間語れるようになりたいなと思っています。

 

*1:Perfect Timing Shot